ノルウェーの教会で初の同性婚挙式
36年間つきあってきたゲイのカップル(ベンジャミン氏63歳とSkjelnæs氏70歳)が、この二月にノルウェーの教会で挙式をあげました。
(http://imgur.com/gallery/DH6Lg)
同性婚 in Norway
ノルウェーでは同性結婚が2008年に合法化されているが、ノルウェー国教会はゲイの結婚式を教会であげることには難色を示していた。
そのなかで、ノルウェーのエルナ•ソルベグ首相は昨年、同性婚支持を表明した。
彼女は、個人的には同性婚も教会に許可されるべきであると信じているとの見解を述べるとともに、「私たちは国家と教会を切り離していかんがえている」とも発言。
同性婚を認めるか否かについての教会の見解もまた、尊重されるべきだと述べた。
これらの流れをふまえると、今回の挙式は歴史に残るとも言えるだろう。
私は昨年の授業において、同性婚についての議論に参加した。そのときに感じたのは、結婚は宗教的な儀式であるという事だ。
何を当たり前な.....と思う方もいるかもしれない。
しかし、神道や仏教、キリスト教やその他宗教がからみあっている日本において、神様に結婚を見守ってもらうという意識はあまりないのではないかと推測する(私の勝手な推測だ)。
寺で結婚式をしても、チャペルで挙式をあげても、それらは”通過点”的なものに見える。彼らが感じるほど宗教色を帯びていないのではないかという事だ。
宗教と結婚が密接な諸国において、同性婚が反対される大きな理由が”宗教的には許し難い”と言うものであった(あくまで私が調べた中での私の主観だ)。
繰り返しになるが、それらの流れのなかで、今回、ノルウェー国教会が同性婚の挙式にGOサインを出した事は歴史的な事だと言える。
英語サイトは以下から。
http://www.gaystarnews.com/article/first-gay-couple-norway-married-church/#gs.fZp1U3o